グルレノ 2025/02/01 Sat ホットケーキを食べようホットケーキの日にちなんで2人がホットケーキを食べるだけの話。腐要素なし。続きを読む「これは…?」今、私の目の前には見慣れない円形の物体がある。皿に乗っている上にそばにナイフとフォークがあるからこれは食べ物だろうか。「旦那、ホットケーキ食べたことがないのか?」「ホットケーキと言うのか…初めて見たな」レノは本当に私の知らない世界を次々に私に教えてくれる。「マジか…。まあこんな生活じゃあ食べる機会もないか。甘くて美味いぜ」そう言ってレノはナイフで生地を切り分け、口に運ぶ。私はレノに倣いナイフで切り分けたホットケーキを口に入れた。「…初めて食べたがふわふわとした食感と優しい甘さが癖になるな。バターのしょっぱさと蜂蜜の甘さもよく合っている。こんなに美味しいものがあったとはな」「クリームやフルーツを乗せたものもあるぜ。コーヒーと合わせて食べるのもいい」「それは気になるな」「今度一緒に食べに行くか?」「しかしこの異形を晒すのは…」「これまでに何度も賭場や酒場に一緒に行っただろう?今更どうということはないと思うがな」「…そうだといいが」「さあ、冷めないうちに食おうぜ」甘さとしょっぱさが混ざったホットケーキ。少しレノに似ているのかもしれないなんて思ってしまった。畳む
ホットケーキの日にちなんで2人がホットケーキを食べるだけの話。腐要素なし。
「これは…?」
今、私の目の前には見慣れない円形の物体がある。皿に乗っている上にそばにナイフとフォークがあるからこれは食べ物だろうか。
「旦那、ホットケーキ食べたことがないのか?」
「ホットケーキと言うのか…初めて見たな」
レノは本当に私の知らない世界を次々に私に教えてくれる。
「マジか…。まあこんな生活じゃあ食べる機会もないか。甘くて美味いぜ」
そう言ってレノはナイフで生地を切り分け、口に運ぶ。私はレノに倣いナイフで切り分けたホットケーキを口に入れた。
「…初めて食べたがふわふわとした食感と優しい甘さが癖になるな。バターのしょっぱさと蜂蜜の甘さもよく合っている。こんなに美味しいものがあったとはな」
「クリームやフルーツを乗せたものもあるぜ。コーヒーと合わせて食べるのもいい」
「それは気になるな」
「今度一緒に食べに行くか?」
「しかしこの異形を晒すのは…」
「これまでに何度も賭場や酒場に一緒に行っただろう?今更どうということはないと思うがな」
「…そうだといいが」
「さあ、冷めないうちに食おうぜ」
甘さとしょっぱさが混ざったホットケーキ。少しレノに似ているのかもしれないなんて思ってしまった。
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